2010年 04月 15日
KINGS OF CONVENIENCEとPAVEMENT |
レコ屋巡りブログをいよいよアップ、のその前に、仕入れ旅の期間中に見た二つの素晴らしいライブのことを。しばらく時間も経っていますので、自分のための覚え書き程度に簡単に。
まず4月6日(火)心斎橋クアトロKINGS OF CONVENIENCEから。前回の来日時もには(渋谷クアトロでした)、次回も絶対と思いましたが、今回も見終わった後に「何がなんでも次回も行く」と強く心に誓いました。新作の曲を中心に前作のMISREAD、I'D RATHER DANCE WITH YOUや前々作のI DON'T KNOW WHAT I CAN SAVE YOU FROM、FAILUREなどなど代表曲もバッチリやって痒いところに手が届く選曲。
彼らの曲は一見シンプルなようでいて、ギターでのリズムの組み立て方など実はかなり複雑で高度なことをしているというのが、ライブを見ると良くわかります。複雑だからといって難解かというともちろん全くそういうことではなく、すっと体の中に入っていくような不思議な感覚。ギターとピアノそしてボーカルだけというシンプルな構成ながら、というかだからこそ深みのある音と声を満喫できます。特に二人のボーカルが重なる場面は何度聴いても鳥肌もの。そして、オーディエンスを口笛やコーラスで参加させたり、オイエ君が客席に降り踊ったりと、仕掛けもどこそこにあり、心から楽しめる素晴らしいライブでした。全てが名曲と言っても過言ではないくらいのKINGS OF CONVENIENCEですが、こんな名曲が出来上がったときミュージシャンはどんな気分になるんだろうと、ぼんやり考えたりしながらステージを眺めていました。そんな名曲連発の中にあり個人的ハイライトは新作LPの冒頭を飾る(実はCDとアナログ盤は曲順が違います)Mrs. COLDで、マジ泣けたっす。
と、最高のライブだったのですが、あえて苦言を呈するならば、前回に続いてグッズがなかったこと。Tシャツ欲しすぎるので(笑)次回こそは持ってきてくれるのを今から祈っております。
そしてもうひとつは4月10日(火)ZEPP大阪でのPAVEMENTのライブ。PAVEMENTはかつて世界一好きだったバンドではあるものの(世界一バンドの遍歴はSTONE ROSES→PAVEMENT→BELLE & SEBASTIANの3つだけです)、実は再結成にはそこまで気持ちが上がっていませんでした。何度も見ていたので、おそらく観にいかないだろうと思っていたのですが、ベストアルバムを購入して久々に音源を聴くと少しずつ気持ちが高まって行き、ライブの数日前にはいてもたってもいられずチケットを購入していました。
仕入れ旅の疲労もあることを予想して二階指定席(の一番後ろ)から観たのですが、まず当時と変わらぬバンドの立ち位置だけでグっときました。しかも2曲目で一番好きなSHADY LANEをやったのには度肝を抜かれるも(ちなみに一番好きなアルバムはWOWEE ZOWEE)、その後は自分でも驚くほど冷静にライブを楽しめました。当時と変わらずあまり上手くない演奏を微笑ましく眺め、「上手くならないよう10年も間をあけたんじゃないの」なんて苦笑まじりに想像したりと、リラックスした気分で。もちろんどんどん好きな曲が演奏されテンションが上がるのですが、どこかにちょっぴり覚めた目線の自分がいたのもまた事実。
しかし、アンコール二度目のGOLD SONDZの時に一階フロアのオーディエンスが楽しそうに跳ねながら手拍子しているのが見えた瞬間に涙が止まらなくなってしまいました。本当にこのバンドのこと好きだったんだな、と思って。やっぱり行って良かったなぁ。
と、簡単にまとめるつもりが長くなっていまいましたが(笑)最後に購入したグッズを。
ボディーの薄さがPAVEMENTらしい(笑)トート・バッグ。すでに愛用してます。
まず4月6日(火)心斎橋クアトロKINGS OF CONVENIENCEから。前回の来日時もには(渋谷クアトロでした)、次回も絶対と思いましたが、今回も見終わった後に「何がなんでも次回も行く」と強く心に誓いました。新作の曲を中心に前作のMISREAD、I'D RATHER DANCE WITH YOUや前々作のI DON'T KNOW WHAT I CAN SAVE YOU FROM、FAILUREなどなど代表曲もバッチリやって痒いところに手が届く選曲。
彼らの曲は一見シンプルなようでいて、ギターでのリズムの組み立て方など実はかなり複雑で高度なことをしているというのが、ライブを見ると良くわかります。複雑だからといって難解かというともちろん全くそういうことではなく、すっと体の中に入っていくような不思議な感覚。ギターとピアノそしてボーカルだけというシンプルな構成ながら、というかだからこそ深みのある音と声を満喫できます。特に二人のボーカルが重なる場面は何度聴いても鳥肌もの。そして、オーディエンスを口笛やコーラスで参加させたり、オイエ君が客席に降り踊ったりと、仕掛けもどこそこにあり、心から楽しめる素晴らしいライブでした。全てが名曲と言っても過言ではないくらいのKINGS OF CONVENIENCEですが、こんな名曲が出来上がったときミュージシャンはどんな気分になるんだろうと、ぼんやり考えたりしながらステージを眺めていました。そんな名曲連発の中にあり個人的ハイライトは新作LPの冒頭を飾る(実はCDとアナログ盤は曲順が違います)Mrs. COLDで、マジ泣けたっす。
と、最高のライブだったのですが、あえて苦言を呈するならば、前回に続いてグッズがなかったこと。Tシャツ欲しすぎるので(笑)次回こそは持ってきてくれるのを今から祈っております。
そしてもうひとつは4月10日(火)ZEPP大阪でのPAVEMENTのライブ。PAVEMENTはかつて世界一好きだったバンドではあるものの(世界一バンドの遍歴はSTONE ROSES→PAVEMENT→BELLE & SEBASTIANの3つだけです)、実は再結成にはそこまで気持ちが上がっていませんでした。何度も見ていたので、おそらく観にいかないだろうと思っていたのですが、ベストアルバムを購入して久々に音源を聴くと少しずつ気持ちが高まって行き、ライブの数日前にはいてもたってもいられずチケットを購入していました。
仕入れ旅の疲労もあることを予想して二階指定席(の一番後ろ)から観たのですが、まず当時と変わらぬバンドの立ち位置だけでグっときました。しかも2曲目で一番好きなSHADY LANEをやったのには度肝を抜かれるも(ちなみに一番好きなアルバムはWOWEE ZOWEE)、その後は自分でも驚くほど冷静にライブを楽しめました。当時と変わらずあまり上手くない演奏を微笑ましく眺め、「上手くならないよう10年も間をあけたんじゃないの」なんて苦笑まじりに想像したりと、リラックスした気分で。もちろんどんどん好きな曲が演奏されテンションが上がるのですが、どこかにちょっぴり覚めた目線の自分がいたのもまた事実。
しかし、アンコール二度目のGOLD SONDZの時に一階フロアのオーディエンスが楽しそうに跳ねながら手拍子しているのが見えた瞬間に涙が止まらなくなってしまいました。本当にこのバンドのこと好きだったんだな、と思って。やっぱり行って良かったなぁ。
と、簡単にまとめるつもりが長くなっていまいましたが(笑)最後に購入したグッズを。
ボディーの薄さがPAVEMENTらしい(笑)トート・バッグ。すでに愛用してます。
by peanutsrecords
| 2010-04-15 18:06
| 音楽